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ドローンの資格とは

ドローンに関連する法律は年々変化しています。今の日本でドローンを飛ばすにはざっくりと、

①資格があってもなくても勝手に飛ばしていいエリアで飛ばす

②資格があってもなくても飛行申請を国土交通省に提出して許可をもらって飛ばす

③資格があれば飛行許可申請の手間を省いて飛ばせる

​みたいな感じで区分されています。あなたが今後、ドローンをどういう風に活用していくのかによって、資格を取得した方がいい場合や、飛行許可申請のやり方だけ講習を受けて、都度申請すれば問題ない場合もあるかと思います。今現在この辺の情報はインターネットで調べてもなかなか正しく理解することは難しい環境なので、気軽に我々プロのドローン講師に聞いていただければと思います。

ドローンの資格はドローンの操縦テクニック証明として、そしてこういった複雑な航空法や許可申請に対する知識を有する者という証明として発行されます。国家資格・民間資格ともに、操縦技能と法律等知識の習得をを目指すものとなっております。

​今現在ドローンの資格は国家資格が1等ライセンスと2等ライセンスの2つ、民間資格は複数種存在しています。民間資格でも十分に知識や操縦技能は得られますし、実際に許可申請をする際も資格所持者として優遇されます。ですが、今後の法律の変化の予測としては国家資格所持者への優遇(飛行申請・許可の簡略化)が増えていくと思いますのでコスパ的にも国家資格の2等ライセンスの方を取得するのが安定かなと思います。もちろんそれぞれの境遇によって一概には言えませんので、まずは相談して頂くのが良いかと思います。

​次のパートでは具体的な資格の説明、国家資格と民間資格の違い、裏ワザ的な資格取得方法まで一挙に解説していきます。

免許証イメージ2.png

資格の種類

2024年現在、ドローンの資格は国家資格と民間資格が同時に存在しています。今は国家資格の取得を目指すのがスタンダードになっています。そこであえて今、民間資格を取得するメリットやそれぞれの資格を取得することで出来ること出来ないことについて解説していきます。

国家資格

一等無人航空機操縦士
​二等無人航空機操縦士

2022年12月5日からドローンの国家資格「無人航空機操縦者技能証明制度(操縦ライセンス制度)」が開始されました。制度発足から丸2年以上経ちましたが、今まだ国家資格と民間資格が共存している状態が続いています。国家資格取得は民間資格と比較して難易度が高いです。試験内容ももちろんですが、ドローン初心者として国家資格の講習を受けようとすると一等ライセンスだと約100万円、二等ライセンスだと約35万円の講習費用がかかります。また、講習時間も初心者だと技能講習だけで7日間かかったりするのですが・・・

​「経験者」として認められると、この両方が大幅にカットされるのです。ですから今新しくドローンの資格を取ろうとする方は先に民間資格を取得して経験者扱いになってから国家資格にトライするのをオススメします。民間資格で十分にドローンの操作や法規に触れる機会はあるので、国家資格に挑戦する準備期間としても優れています。

民間資格

JUIDA操縦技能証明
​JUIDA安全運航管理者

ドローンの民間資格は複数種類あります。
​その中で弊校が取り扱っているJUIDAの資格は2015年から設立されており、ドローン産業の進化と共に成長してきた背景があります。民間の資格でも国家資格でも、ドローンを飛行させる時に許可申請が必要なシーンはあります。国家資格の方が、許可申請が不要なケースが多いようなイメージを持って貰えればいいかと思います。ですがやはり、国家資格の登場により各種民間資格の人気度は徐々に下がってきています。消防・警察、そして実務でドローンを取り扱う会社で務めている方は国家資格の取得を目指す動きになっています。​

国家資格の取得は車の教習所とシステムが似ていて、講習機関での訓練課程をクリアしてスクールを卒業することで、実地試験が免除されるのです。

実はその国家資格取得にかかる費用と時間が、民間資格を先に取っておく事で大幅に軽減されるというメリットがあるのです。

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